26才の夏頃、パチンコ・競馬で散財していた俺は貯金がなくなっていた。

だが、次の週末にはお金がないのに、パチンコ・競馬をしたくてウズウズしている笑

とりあえずゲームでも売って2万くらい資金調達をして、競馬で増やそうかな？(^^)なんて考えながら部屋を漁る！！

たまたま開けた引き出しの中にキャッシュカードのようなものが入っていた。

何だっけ？なんて思いながらキャッシュカードを見て思い出した。

(゜ロ゜;

(゜ロ゜;(゜ロ゜;と

(゜ロ゜;(゜ロ゜;(゜ロ゜;と

これはキャッシュカードじゃない！

カードローンだ！！！

銀行員時代に作成していたのである。

その時は興味がなかったので、机の奥の方にぶちこんでいたが、まさかこのタイミングで見つかるなんて！

俺は思った。

これは、

これは、、、、

神が舞い降りてきた！

俺に遊べと言っているんだ！！！

ソッコーATMに行って3万円降ろし、後楽園へと向かう。

だが、1時間も経たないうちに財布が空になる笑

自分の金じゃないと、あっという間に使ってしまうようだ笑

熱くなってしまった俺はまたATMへ駆け込み、5万円借入をし、またWINSへ猛ダッシュする！！！

だが、人生そう上手くはいかない。

今度は4万円負けてしまい、死にそうになりながらWINSを後にする。

こんなはずじゃ、、、

こんなはずじゃ、、、、、、

こんなはずじゃない(>_<)

来週こそ本物の神が降りてくる！

そう信じて俺は家へと帰るのであった。

そうこう言ううちにとある不動産系の会社に転職した。

メガバンクとは違う雰囲気が流れている！

銀行のせわしなくピリピリした雰囲気とは違い、人間味のある人が多い印象だ笑

26才になったばかりなのに気分はお爺ちゃんになった感じだ(((・・;)

左遷されたオッサン共はこんな気持ちなんだろうなとか半沢直樹の様に倍返しだ！！！！なんて心で叫んだりしてた。

そう、お気付きの方もいるかもしれないが、まだ自分はエリート路線を突き進んでるのだと勘違いしてた。

その気持ちが自分をギャンブルにドンドン引き込んでいく。

パチンコで当たってる時の周りの視線は俺をエリートの様に見てくれた。まるでベジータになった気分だった笑

いつの間にか競馬も始めてしまった(;´д｀)

競馬の悪い所は自分で賭け金を決められてしまうことである。

最初は1点500円、1レース3000円くらいしか使わなかったのに、メインレースの頃には今日の負けを全部取り戻してやる！！！とバカなことを考え、5万近く賭けてしまう(>_<)

たまに勝つこともあったが、ほとんど負けていた。

ただ、負けた時のことなんてほとんど覚えていない笑

勝った時に出るあの脳汁！笑(゜ロ゜;

あれを忘れることが出来ず、競馬も毎週やり続けていた。

26才の夏頃には俺の貯金は底をついていた。

金銭感覚が麻痺しているままで。。。。。。

仕事を辞めてから3ヶ月、全く就活をしていなかったが、気力も戻ってきたので、就活再開！！

じゃなくて就活開始！！！笑

2、3社受けて中小企業の経理に内定貰ったのでとりあえず入社することに。

内定貰った時はまだ200万円くらい貯金があったかな？

だが、帰り道で電車が人身事故で止まっていたので仕方なくパチンコ屋に入った。

初めてパチンコをするんで、やり方が分からなかったが、店員にお金を入れる場所を聞き、とりあえず千円を投入！タバコに火をつけて少ししたら

もう千円分の玉がなくなっている笑

マジかよ(゜ロ゜;と思いつつ、もう千円を投入！

するといきなり大当り！

玉が下からドバドバ出てきて物凄い優越感を感じた。

銀行員時代の同期達に遅れを取ってしまっているという嫌な気持ちを忘れさせてくれた。

この日は大当り分を全部飲まれてしまったが、入社日まで3週間ほどあったので、毎日通ってやった笑

しかし、全然勝てない笑

3週間、朝から晩まで週6日は通ってたので、50万円くらい負けた笑

ただ、勝負をしてる感覚が楽しくて仕方なかった。。。

次は中小企業に就職してからを書きます。